今回は、マイクロソフトのビルゲイツ氏と、その妻だったメリンダさんについてご紹介していきます。
結婚27年目で子供も3人、おしどり夫婦だと思われていた2人ですが、熟年離婚した本当の理由はいったいなんだったのでしょうか。
またビルゲイツ氏の莫大な財産がどう分けられるのかも気になりますので、財産分与額についても詳しく調査してみました。
ビルゲイツとメリンダの本当の離婚理由とは
まず、ビルゲイツ氏とメリンダさんが発表した声明は、下記です。
上記文章を訳すと、下記の通りです。
私たちの関係について熟考し、多くの努力を重ねた結果、結婚生活を終わらせる決断をしました。
27年間、私たちは素晴らしい子供たちを育て、全ての人が健康な生活を送れるように財団を設立しました。
私たちは今後も、その使命を共有し、共に働いていきます。
しかし、人生の次の段階において、私たちは夫婦として共に成長することができなくなりました。
新しい生活を始めるにあたり、私たち家族のためにスペースとプライバシーが確保されるよう願います。
メリンダ・ゲイツ&ビル・ゲイツ
2人が離婚した理由については、「共に成長することができなくなった」という点が大きな理由なのかと思われます。
熟年離婚を果たした2人ですが、ビルゲイツ氏は1955年10月28日生まれの65歳。
妻だったメリンダさんは、1964年8月15日生まれの56歳です。(ともに2021年5月現在)
ともに現役からはすでに引退しており、近年は夫婦で設立した「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」で、慈善活動を行なっています。
たびたびニュースにも登場していた夫妻は、おしどり夫婦とも称されており、世間からも仲良しの熟年カップルと見られていました。
ネット上では、
- 仲の良い夫婦のイメージはあったのだけどね。お金がいくら有っても幸せとは違うのだろうか。
- 金で幸せは買えないという人もいるけど、別れて自由になるという幸せはお金で買えますね。
- 本当の離婚理由かどうかはわからないけど、常に成長を求められるのって疲れそう。それならお金もあるし1人でいた方が良い。
といった意見がありました。
しかし、中には「税金対策で離婚したのでは?」という意見も。
- 単純に税金対策かなと思った。死別や贈与は莫大な税金の支払い義務が発生するけど慰謝料は税金かからないから。
- アメリカでは離婚による財産分与は税金が優遇されるんじゃなかったっけ?
- 相続時に税金で持っていかれるより、離婚で持っていかれる方がいいと考えたのでは?
- 単順に「財産の保全」が目的だろう。離婚すれば無税で財産分与できるからね。
仮に婚姻を継続した状態でビルゲイツ氏が死去したとすると、その後の妻・メリンダさんには相続税がかかってきますよね。
ビルゲイツ氏の資産は1300億ドル(約14兆円)と言われていますので、相続税がいくらになるかも想像できません。
ですが、ビルゲイツ氏が離婚の「慰謝料」として財産の半分をメリンダさんに分与する場合、税金はかからないようです。
なので、相続税で取られるよりは、形だけ離婚して税金がかからない状態で財産分与を行なった可能性もありますね。
ビルゲイツとメリンダの財産分与額はいくらか
では、ビルゲイツ氏とメリンダさんの財産分与額は、いくらになるのかも紹介していきます。
ネット上で1番多かった意見が、「折半」でした。
ちなみに日本の裁判所でも、離婚時の財産分与額は折半することが多いようですが、アメリカも同様だそうです。
ビルゲイツ氏の総資産14兆円の半分なので、メリンダさんがもらう額はおよそ7兆円ですね。
7兆円って、数字で書くと「7,000,000,000,000円」なんですよね(笑)
こんな額もらっても使い切れなさそうですが、おそらく夫婦でやってきた慈善活動にも献金なさるのではないでしょうか。
ビルゲイツ氏は言わずとしれたWindowsの開発者で、マイクロソフトの創業者ですが、実はメリンダさんもマイクロソフト社の社員でした。
マイクロソフトが報道機関向けのイベントを行なった際に、ビルゲイツ氏と親しくなり、結婚に発展したということです。
しかし、メリンダさんは結婚後に住んでいた豪邸(トランポリンルーム・映画館・室内屋外プール付)に馴染めず、夫に「家族で住むだけで十分の広さの家」を希望。
「普通の子育てをしたい」と願い、3人を育て上げたメリンダさん。
なんだか大富豪というよりも、庶民的な方なのかとも感じられますよね。
そんな2人ですが、ニューヨーク・ポストによりますと、実は婚前契約は交わしていないものの、別離契約はすでにサイン済だったとも報じられていました。
Th document, filed Monday in King County Superior Court in Seattle, Wa., notes that the pair has a “separation agreement,” but not a prenup.
A separation agreement is usually signed at the end of a marriage and lays out the terms of the split.
引用:ニューヨーク・ポスト
「separation agreement」が婚前契約のことを指しています。
そして「separation agreement」が別離契約のことなので、日本風に言うと離婚後についての契約のことです。
莫大な資産を持っている著名人やハリウッド俳優などは、後々にお金のことで揉めるのを避けるため、婚前契約を結ぶことがあります。
ですが、ビルゲイツとメリンダ夫妻は婚前契約は交わしていなかったものの、別離契約はしっかり交わしているようです。
なので、さきほどご紹介したように2人は「財産分与の税金対策」で離婚した可能性もあるということです。
日本の資産家といえば、差別発言を繰り返しているDHC会長・吉田嘉明氏も話題ですので、【DHC会長】吉田嘉明の経歴や学歴!発言からにじみ出る思想とはもあわせてご覧ください。
ビルゲイツとメリンダの財団の今後について
離婚を発表したビルゲイツ氏とメリンダさん。
2人が運営していた「ビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation)」は、今後どうなるのかも調べてみました。
冒頭でお伝えしたように、離婚声明を発表したビルゲイツ氏は、声明の後半で、
27年間、私たちは素晴らしい子供たちを育て、全ての人が健康な生活を送れるように財団を設立しました。
私たちは今後も、その使命を共有し、共に働いていきます。
と、財団については今後も変わらず協力して継続すると言っていまいた。
とはいえ、莫大な財産分与と真相不明な離婚声明に、ネット上では財団の存続についても疑問の声がありました。
日本の資産家といえば、先日お亡くなりになった紀州のドンファンこと野崎幸助さんの元妻も話題ですので、須藤早貴(紀州のドンファンの元嫁)の経歴wiki丨元セクシー女優で整形も?もあわせてご覧ください。
以上、ビルゲイツ氏とメリンダさんの財産分与はいくらかなのか、また本当の離婚理由について調査しました。