ジブリ映画「千と千尋の神隠し」で、千尋のお父さんが食べていた謎の料理が、シーラカンスの胃袋だったことが判明して話題となっています。
今回は、シーラカンスの胃袋の料理とはいったいなんなのか、また味や値段についても調査してみました!
【千と千尋】シーラカンスの胃袋の料理とは?
調べたところ、シーラカンスの胃袋の料理について、詳しい情報は現時点で確認できませんでした。
ですが、台湾で実際にシーラカンスの料理を出しているお店があるらしいので、詳しくご紹介します。

こちらが、シーラカンスと思われる魚の料理です。
スープになっていますので部位まではわかりませんが、食べた方の感想によると、鱈(タラ)のような味がしたそうです。
鱈は白身なので、わりとさっぱりした味なのでしょうか?
このスープが食べられるお店は下記です。

こちらは、台湾の「高雄」にある夜市の中のお店です。
中国語ではシーラカンスを「腔棘鱼」と書くようですが、看板にはこの文字はありません。
しかしこの絵、そして「野生深海大石斑」の文字。どう考えても「深海の生きた化石」と書いてあるような・・・。
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Tabizine_205772/
上記の様に、大々的にシーラカンスの料理だとは書かれていなかったとのこと。
ですが上記の引用元には、追加情報も記載されていました。
編集部注:「野生深海大石斑」とは「天然物の深海のハタ」という意味で、ハタは台湾では普通に食されている魚であるという指摘を受けたことをご報告させていただきます。
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Tabizine_205772/
なんと、さきほどのスープはシーラカンスではなく「ハタ」だったことが判明。
すこし残念ですが「シーラカンスは美味しくないから絶滅しなかったらしい」という情報もありましたので、食用には向かないのかもしれませんね。
実は、千尋のお父さんが食べている料理が「台湾料理」という説は、かなり前からもありました!
詳しくご紹介していきます。
【千と千尋】お父さんが食べている謎肉の正体は肉圓(バーワン)?
ネット上では以前から、お父さんが食べている謎肉の正体は、台湾料理の「肉圓(バーワン)」ではないか?という説が濃厚でした。
ちなみに、千と千尋のお父さんが食べていた料理はこちらです。
肉圓(バーワン)は、下記の料理です。

肉圓(バーワン)の方が、映画に出てくる料理と近い感じもしますね。
肉圓とは、豚肉とタケノコを混ぜた餡を、さつまいものでんぷんでコーティングして蒸した料理です。
外側はぷるぷるとした食感が楽しめるそうですよ。
味はお店によって違うそうですが、塩気があって美味しかったという方も!
【千と千尋】シーラカンスの胃袋の味や値段は?
気になる「シーラカンスの胃袋の味」ですが、調べたところ、上記でご紹介したスープしか見つけることができなかったので詳細は不明です。(しかもシーラカンスではなくハタでした!)
シーラカンスの胃袋の料理自体が存在しているのかも不明なので、値段も検討がつかないですね。
今回、米林宏昌さんのツイートで「シーラカンスの胃袋の料理」と判明した、お父さんが食べていた謎肉ですが、
実は「千と千尋の神隠し」の絵コンテには、「小羊の胃袋」と書かれていたとのこと。

上記写真の絵コンテのメモには、下記のような記載があります。
「中に汁気たっぷりの 具が詰まっている 外の皮はやわらかく まるでトロトロの小羊の胃袋のよう」
引用:Twitter
こちらは以前公開された「ジブリ展」の絵コンテですが、シーラカンスではなく「小羊の胃袋」と表現されていました。
シーラカンスと小羊、果たしてどちらが正解なのでしょうか?
小羊の料理についても調べてみましたので、ご紹介していきます。
【千と千尋】シーラカンスではなく小羊の胃袋?

小羊の胃袋の料理でしたら、スコットランドの伝統料理「ハギス」が有名です。
厳密にいうと、羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でた料理です。
味は各家庭で様々だそうですが、ペースト状にしたお肉にスパイスが効いているとのこと。
シーラカンスも小羊も、どちらも食べてみたいですね!
以上、シーラカンスの胃袋の料理とはいったいなんなのか、また味や値段についての調査でした。