今回は、2021年4月に行われる参院長野選挙区(補欠選挙)から立候補する、小松裕氏についてご紹介していきたいと思います。
先日、参議院議員の羽田雄一郎氏が急逝されたことに伴い、長野選挙区では補欠選挙が行われることになったのですが、羽田氏の後継者としては、立憲民主党から弟の羽田次郎氏が出馬することが決まりました。
これを受けて自民党は、対抗馬として、過去に衆議院選挙を2期務めた経験のある小松裕氏を擁立しています。
そこで当記事では、自民党から出馬する小松裕氏について、詳しく解説していきたいと思います。
小松裕の学歴と経歴まとめ
まずは、小松裕氏の学歴と経歴からご紹介していきます。
小松裕の学歴
小松氏の学歴は、下記の通りです。
- 出身大学:信州大学 医学部
- 出身高校:長野県諏訪清陵高等学校
- 出身中学:諏訪市立諏訪中学校
- 出身小学校:伊那市立伊那小学校→諏訪市立高島小学校
小松裕氏は長野県松本市のご出身で、現在は長野市内の上松にお住まいです。
現在は、医師として活躍している小松氏ですが、経歴についてもご紹介してきます。
小松裕の経歴
小松裕氏は、幼少から長野県で過ごされており、大学までずっと長野県内の学校に通われています。
大学は、信州大学の医学部出身で、1986年にご卒業されています。
大学卒業後は、東京都渋谷区の日本赤十字社医療センターへ研修医として勤務。
その後は、東京大学の第二内科や消化器内科で医師として勤務し、2005年には東京都北区にある国立スポーツ科学センターへ。
国立スポーツ科学センターでは7年間勤務し、スポーツクリニック長にも就任なさいました。
小松裕の議員歴と当選・落選情報
小松氏のこれまでの出馬と当落情報については、下記の通りです。
- 2012年12月:衆議院総選挙に長野1区から出馬(自民党公認)/初当選(比例北陸信越ブロック)
- 2014年12月:衆議院総選挙に長野1区から出馬(自民党公認)/再選(比例北陸信越ブロック)
- 2017年10月:衆議院総選挙に長野1区から出馬(無所属)/落選
- 2019年7月:参議院議員通常選挙に長野選挙区から出馬/落選
2012年に衆院選で初当選以来、2期を務めた小松氏。
ですが、2017年には無所属で立候補するも落選。
2019年の参院選では、立憲民主党(当時の国民民主党)から立候補した羽田雄一郎氏に負けて、落選となっています。
今回出馬した2021年参院選補欠選挙は、奇しくも羽田雄一郎氏の死去に伴う選挙です。
しかも、対立候補は羽田氏の弟・羽田次郎氏ですので、激しい選挙戦となりそうです。
小松裕は五輪に帯同したスポーツドクター
国立スポーツ科学センターのスポーツクリニック長に就任していた小松氏ですが、現在はスポーツドクターとして活躍しています。
YouTubeチャンネル「ゆたチャン」も開設されており、健康について様々な発信をなさっています。
また過去にはオリンピックに帯同した経験もあるとのことでしたので、帯同した五輪を下記にまとめました。
- アトランタオリンピック(野球)
- シドニーオリンピック(ソフトボール)
- アテネオリンピック(ソフトボール)
- 北京オリンピック(野球)
- ロンドンオリンピック/本部ドクター
また、オリンピックだけでなく、2006年と2009年には、WBC(ワールドベースボールクラッシック)のチームドクターとしても活躍なさっていました。
野球やソフトボールのドクターを務めていることが多い小松氏ですが、他にも五輪アジア予選会のレスリングや体操のドクターとしても活動なさっていたようです。
また現在は、日本アンチドーピング機構(JADA)の評議員も務めています。
ちなみに、小松氏のご家族についても調査しましたが、情報がありませんでしたので独身なのかもしれません。
羽田雄一郎氏の弟・羽田次郎氏については、羽田次郎の学歴や経歴・会社情報【ウェイクフォレスト大学中退とは】をご覧ください。
以上、小松裕氏の学歴や経歴についてご紹介しました。