松下新平の中国との関係【一帯一路フォーラム参加の意図とは】

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今回は、松下新平議員と中国との関係についてご紹介します。

親中派ともいわれている松下新平氏。

これまで中国との文化交流や、中国が勧めている「一帯一路」のフォーラムに参加するなど、何かと中国びいきで知られています。

そこで当記事では、松下新平氏と中国との関係や、なぜ松下氏が中国にこだわるのかを詳しく調査しました。

目次

松下新平の中国との関係

松下新平オフィシャルサイトより
出典:松下新平オフィシャルサイト

まず、松下新平氏が中国に惹かれている理由について調べてみました。

松下氏と中国との最初の出会いは、松下氏が30代のときに参加した「九州青年の船」という日中の若者交流のイベントでした。

九州青年の船
出典:大分県オフィシャルサイト

「九州青年の船」、1972年〜1996年まで行われていた事業で、九州各県の若者と中国の若者が行う文化交流イベントでした。

言葉は通じないけれど、同じ若者として意見交換し、切磋琢磨する姿を見て、中国に大きな関心を寄せたという松下新平氏。

また、こんな記事も発見しました。

政治家としての中国との関わりについて教えていただけますか?

4年前、浜田和幸先生(当時参議院議員・政治学者)に誘われたことがきっかけで日中関係に携わるようになりました。浜田先生は長年日中の政治活動をされて中国語も堪能だった方ですが、引退されるということで私が引き継ぐ形で正式に関わることになったのです。

引用:松下新平オフィシャルサイト

30歳代の頃に、中国に大きな関心を寄せた松下氏は、再び中国との縁をもつことになります。

上記で登場している「浜田和幸先生」とは、鳥取県出身で自民党所属だった参議院議員の方です。

浜田和幸
出典:Wikipedia

2016年の参院選では無所属で出馬しましたが、落選。

その後、政治家を引退して政治学者として活動なさっています。

和田氏自身は中国に関心があったものの、松下新平議員のように中国へ歩み寄る感じではなく、どちらかというと日本文化を守るために中国とも対等に付き合いといったスタンスだったようです。

ですから、現在の親中派と呼ばれている松下氏とは、また少し違った活動を行っていたのではないかと思います。

松下議員は「和田氏の意思を受け継いだ」と語っていますが、実務的なことを引き継いだにすぎないのかもしれません。

こうして、和田氏の仕事を引き継いだ松下氏は、中国大陸のスケールの大きさや、目覚ましい経済成長などを目にし、どんどん中国にのめりこんでいったようですね。

ちなみに松下新平氏の地元・宮崎県には「青島(あおしま)」という地域(離島含む)があります。(鬼の洗濯板で有名な場所です)

青島は以前から、同じ名前で知られる中国山東省の「青島(チンタオ)」と交流があり、両国で「青島国際ビールまつり」が開催されることも。

下記は、日本の宮崎県で開催されている「みやざき青島国際ビールまつり」の様子。

みやざき青島国際ビールまつり
出典:miru-navi

このような経緯がある中、次第に松下新平氏は中国に惹かれていき、親中派議員として知られてるようになります。

また中国との文化交流だけでなく、中国本土の国の政策にも大きく関心を寄せている松下氏。

どんなことに関心を寄せているのかも、詳しくご紹介していきます。

松下新平氏の家族情報については、松下新平の家族情報【妻と3人の娘の顔画像や中国人秘書Xとの関係】で詳しく解説していますので、どうぞご覧ください。

松下新平が一帯一路フォーラムに参加した意図とは

松下新平氏は2019年、中国が進めている「一帯一路」のフォーラムにも参加。

下記は、2019年4月25日〜27日に北京で行われた、経済圏構想「一帯一路」の国際協力フォーラムの様子です。(150カ国以上の代表が参加)。

中国「一帯一路」の国際協力フォーラム
出典:日経ビジネス

「一帯一路」とは、簡単にご説明すると下記の通りです。

中国の習近平国家主席が2013年に提唱したシルクロード経済圏構想。

かつて中国と欧州を結んだシルクロードを模し、中央アジア経由の陸路「シルクロード経済ベルト」(一帯)とインド洋経由の海路「21世紀海上シルクロード」(一路)で、鉄道や港湾などインフラの整備を進める構想です。

途上国は中国の協力で自国の経済発展が促されると期待し、先進国は自国企業のプロジェクト参入を狙っています。

中国の覇権主義だと懸念する声も出ており、各国間で温度差があります。

引用:三井住友DSアセットマネジメント株式会社

習近平主席が進めている国家プロジェクト「一帯一路」。

シルクロードは、中国から中央アジア、そしてヨーロッパをつなぐ全長8700kmの世界遺産です。

その8700kmの道中に、インフラを整備し、経済活動圏を作ろうというとても大きな国家プロジェクトです。

ただ「一帯一路」には他国から期待される一方、中国の権力をより強固なものにするのではという懸念の声も。

そんな一帯一路のフォーラムに参加してきたという松下新平氏。

フォーラム参加後の感想として「今後も日中関係に力を入れていきたい」と述べていました。

また今後の数年間は、「中国と日本との関係が非常に重要になってくると思う。新中か対中かといった色分けではなく、文化交流やスポーツ交流など、どのように交流するのかは日中両国で膝を交えて進めていくことが大事」とのことです。

とはいえ松下氏も政治家ですから、国際交流で太いパイプを持つと、今後の選挙戦にも有利なのかもしれませんね。

政治家といえば、先日岸田首相が首相公邸へお引越しされたことも話題ですが、なんと公邸には幽霊が出るんだそうですよ!

幽霊の件や公邸の間取りについては、首相公邸の間取り図や内部画像!豪華だけど幽霊が出て短命になる噂で解説していますので、よかったらご覧ください。

松下新平と中国人秘書との関係性

そんな松下新平氏は先日、文春砲にて中国人秘書の女性に給与を支払っていない疑惑がもたれています。

というのも、この女性はもともと中国系企業の方で、そこからお給料をもらっている方です。

週刊文春が中国人秘書女性の勤務実態を調べた結果、「平日2〜3日、長時間にわたって松下氏の事務所で勤務し、電話業務を行ったり、夜の会食に同行する姿を確認できた」とのこと。

さらに中国人秘書の女性の名刺には、松下新平議員の名前も。

松下新平の中国人秘書の名刺
出典:文春オンライン

松下新平氏はあくまでも「女性はボランティア」だと回答していますが、事務所で勤務した実績がありながら給与未払いだったとすると、政治資金規正法違反に該当します。

違反する理由を軽くご説明すると、女性が所属している中国系企業が「給与を肩代わりしている」とみなされるためです。

とことん親中派の松下新平議員。

疑惑が晴れる日はくるのか、今後のご活躍にも期待ですね。

疑惑といえば、日大元理事長の田中英寿氏が逮捕されてから、徐々に政治とカネの問題が噴出しそうな予感です。

田中氏と政治家の蜜月については、田中英寿と安倍晋三ら政治家との関係性【野田聖子や亀井静香も交流か】でまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。

以上、松下新平氏と中国との関係や、なぜ松下氏が中国にこだわるのかを詳しく調査しました。

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