今回は、多数の有名声優をかかえるプロフィットが閉鎖する理由について調査しました。
プロフィットがなぜ閉鎖するのかは、報道では明らかとなっていませんが、ファンの間では様々な憶測が飛び交っています。
そこで当記事では、プロフィットがなぜ閉鎖するのか、理由を詳しく調べてみましたので、ぜひ最後までご覧ください。
プロフィットはなぜ閉鎖するのか【理由は何?】
まず、プロフィットの閉鎖について事務所からは下記のようなコメントが出されていました。
ただ今後数年間、責任のあるマネジメントを行うには厳しい状況にマネジメント事業部が陥ってしまう事が確実になり、数年とはいえ未来ある声優の時間をプロダクションの都合で奪う事は出来ないと判断致しました。
引用:プロフィット公式サイト
こちらは公式サイトで発表された文章の一部です。
「今後数年間はマネジメント事業部が厳しい状況になる」ということで、ある意味予告のような書かれ方ですよね。
ネット上でも言われていますが、おそらくコ◯ナ禍の影響でイベント等の催し物が相次いで中止となるなど、声優業界でも厳しい状況が続いていたことが原因かと思われいます。
また、他にもこんな声がありました。
- これだけのメンバーがいて閉鎖するって何があったんだろう?
- 声優の事務所って儲からないの?
- 中心スタッフが退職したとか病気になったとか?
- 身売りせず解散になった理由は何だろうね
- 有限会社の手に負える面子じゃないよね、大手に任せる気かな
- 少数精鋭なだけあってメンツがすごすぎる!
- 引き抜き合戦確定
プロフィットは声優さんの人数自体はそこまで多くないのですが、少数精鋭な事務所としても知られています。(正所属24名、準所属5名、預かり11名、声のみ所属2名)
なので、今頃業界ではプロフィットからの引き抜き合戦が、すでにはじまっているかもしれません。
特に、岡本信彦さんや鬼頭明里さん、悠木碧さんあたりのベテラン勢は大手事務所へ移籍するとなるとかなり大きなニュースになること間違いなしです。
ただ岡本信彦さんに関しては、プロフィットの後継ともいえる新しい事務所を設立することも同時に発表されていますので、大手への移籍はなさそうです。
またプロフィットの新人声優や研修生なども全員岡本信彦さんが引き受けるということなので、プロフィット所属だった大物声優陣も、もしかしたら岡本信彦さんの事務所へ移籍する可能性がありそうですよね。(詳しくは後述します)
続きましては、プロフィット閉鎖の理由について可能性が高そうな「資金繰り悪化説」と「健康問題説」を検証してきます。
プロフィット閉鎖の理由は資金繰り悪化や健康面が有力か
閉鎖を発表したプロフィットですが、閉鎖とは要するに会社が潰れてしまったということですよね。
閉鎖理由について様々な憶測があがっていますが、可能性として高そうなのはやはり、
- 資金繰り悪化
- 社長や主要社員の健康問題
この2点が有力と思われます。
資金繰りの悪化説については、ここ数年で声優業界のみならず、芸能界全体に大打撃があったのは周知の事実ですよね。
いくら少数精鋭で頑張っていたとしても、やはり体力のある大手に比べると厳しいものがあったのではないでしょうか。
また、社長や主力社員の健康問題説についてですが、閉鎖発表の文章の中では「マネジメント事業部が厳しい状況になる」と書かれてありましたよね。
これはつまり「マネジメント事業部だけが厳しくて、あとの部署は大丈夫」という意味にもとらえることができます。
プロフィットの業務内容を確認したところ、
- 声優・俳優のマネジメント
- キャスティング
- 各種コーディネイト
- 企画制作
- 声優・俳優の養成
このような構成になっていました。
プロフィットの社員数は、19名と表記されています。
また事業部門は、「声優部」と「養成部」の2つに別れています。
マネジメント事業部とは「声優・俳優のマネジメント」を担当している部署ですが、ほかにも企画部や養成部など複数の部署があるものと思われます。
また「厳しい状況に陥るのは数年間」とも書かれていたことから、2〜3年は危機的状況になるけれども、立て直せる見込みもあるということです。
閉鎖理由が主力社員の病気説であるとすれば、社員の病状が悪化してはいるものの、数年あれば完治できるということかもしれませんよね。
ただ今回は、所属声優を厳しい状況下におきたくないという社長のお気持ちもあり、閉鎖することを決められたようです。
なんだかせつない話ですよね。
立て直せる見込みはあるものの、閉鎖してしまうのはなんだかもったいない気もしますが、所属声優のことを思えば英断ですよね。
閉鎖するのは2022年3月末なので、約5ヶ月間で所属する全ての声優、研究生らを移籍させるとのことです。
これはこれで大変そうですよね。
続きましては、プロフィットの新人声優や研究生らの移籍先となる岡本信彦さんの事務所についてもご紹介していきます。
プロフィットを引き継ぐ岡本信彦ともうひとつの新事務所
プロフィットの閉鎖発表では、所属声優の岡本信彦さんが新しく事務所を設立することも発表されました。
岡本信彦さんはプロフィットを代表する声優さんのひとりですが、プライベートでは同じく声優の大亀あすかさんとご結婚していたことを隠していた件も話題になりましたよね。
岡本信彦さんが妻ではない女性と密会していることが報じられ、不倫と書かれるやいなや結婚していたことも同時にバレてしまったニュースは、ご存じの方も多いかと思います。
そんな岡本信彦さんが新しく設立する事務所ですが、プロフィットからどれだけの人が移籍するのでしょうか。
SNS上では、
- 「新人や研究生らを複数かかえるのは大変」
- 「岡本信彦ひとりで支えきれるのか?」
という声もありました。
これはあくまで予想ですが、おそらくプロフィットの所属声優はおおかた岡本信彦さんの新事務所へ移籍するのではないかと思われます。
というのも、新人声優を育ててプロモーションするのにはかなりの資金が必要ですので、それを支える屋台骨が不可欠ですよね。
また岡本信彦さんのブログによると、プロフィット養成所をそのまま引き続ぐことも発表されています。
私を育ててくれた「プロ・フィット養成所」を引き継ぎ、しっかりと育成してまいりますので、在学中の方々には安心していただけたらと思います。
尚、「プロ・フィット」からもう一つ会社が立ち上がりますが、そちらとも業務提携をしていく予定です。
引用:岡本信彦公式ブログ
そのまま引き継ぐということは、プロフィットの社員や講師の方々もそのまま移籍なさるんでしょうね。
また「プロフィットから立ち上がるもう一つの会社」とは、現プロフィットマネージャーらと数名の声優で立ち上げる「声優事務所」とのことです。
こちらの事務所は、岡本さんの事務所と「業務提携」をして一緒にお仕事をしていくことになるようです。
ですので岡本信彦さんらを支えるべく、有名どころの声優さんはどちらかの新事務所へ移籍なさる可能性が高いのではないかと思われます。
ただ大手事務所からの引き抜き合戦になることは必須なので、今後は予想外の展開になる可能性もあります。
プロフィットの声優陣に注目ですね!
以上、プロフィットがなぜ閉鎖するのか、理由をご紹介しました。