今回は、福島県庁内に新設された「TOKIO課」についてご紹介していきます。
「TOKIO課ってどういうこと?」「エイプリルフールのネタ?」という声もあった、2021年4月1日。
ネタでもなんでもなく、本当にTOKIO課という部署が誕生しました!
そこで、この「TOKIO課」ってどういうことをする部署なのか、また株式会社TOKIOとの関係と事業内容などについて調査してみました。(追記情報アリ/2021年7月8日)
TOKIO課(福島県庁)って何するの?
まずは、本当に「TOKIO課」が出来ているのか、ネタではない証拠として福島県のホームページを確認してみました。
福島県庁のホームページには表記されておらず

上記画像は、福島県庁にある全部署の一覧ですが、こちらにはまだ「TOKIO課」を発見することはできませんでした。
というのも、TOKIO課はバーチャルで作られた課だということです。(詳しくは後述しています)
また福島県庁ホームページ内の「FUKUSHIMA NOW」という、特設ページでは、TOKIOのリーダー・城島茂さんがメッセージを寄せていました。
動画内で城島さんは、「僕たちTOKIOも復興に向けて応援させていただきたい」と宣言。
また、「この先10年、20年後も子供たちのために明るい福島を作っていけるように、僕たちTOKIOも微力ながら応援させていただきます」とお話されています。
動画が公開されたのは、2021年3月12日ですので、おそらくこの時点で「TOKIO課」の創設は決定していたものと思われます。
城島さんが語っていた「子供たちのために明るい福島を」というのが、「TOKIO課」創設の一番のポイントではないでしょうか。
※追記:福島県のホームページに、TOKIO課新設のお知らせが公開されました。
今後の業務内容としては、「福島県と株式会社TOKIOが連携して、福島の魅力をPRする」とありました。
TOKIO課が創設されたのは「企画調整課」内とのことです。
企画調整課とは、「県政の総合企画や調整、政府予算対策、企業・高等教育機関等との連携、首都機能移転対策」を担う部署です。
「課」というと、机を並べて実際に誰かが座って、窓口業務をしているようなイメージですよね?
ですが、実際は架空の「課」なんだそうです。
なので実際の窓口は「企画調整課」で、その課に所属している福島県庁の職員の方が対応してくれると思います。
TOKIOの3名からは、下記のようにメッセージが寄せられていました。
「今後、福島の皆さんと一緒に福島を楽しんで頂けるプロジェクトを考えております。
TOKIOはこれまで様々な現場で、たくさんの方々と出会い、色んな知識や技術を見て感じて参りました。
そんな僕達の経験も交え、福島県と株式会社TOKIOで、できること、やれることを考えていこう、今日という時を、未来という時を実現していこう。そんな思いで設置して頂きました。」
引用:福島県ホームページ
鉄腕ダッシュで米作りスタート!
まだ福島県のホームページには表記されていないものの、すでに今年の鉄腕ダッシュでは、復興に向けて米作りがスタートしています。
農産物を作るのも、復興のひとつですので「TOKIO課」の仕事といっても過言ではありませんね。
下記は、2021年3月に放送された「鉄腕ダッシュ」の一部、TOKIOの21度目の米作りが始動した瞬間です。
やはり21度目ともなると、一連の流れもすべて把握なさっている様子で、テキパキとこなしていくみなさん。
本当にアイドルなんですか?と言いたくなるような、ベテランぶりです。
2021年の米作りでは、TOKIOが3人になってしまいましたので、キンプリの岸さんなども参加しています。
また、米作りが行われている「葛尾村」は、以前DASH村があった浪江町のお隣の村です。
震災後、ずっと手つかずだった荒れ地を耕すところからのスタートになりますので、TOKIOにとっても大仕事ですね。
また葛尾村で作られるお米の種類は、
- 男米
- 新男米
- ふくおとこ
上記の3種類が予定されています。
いずれも、これまで鉄腕ダッシュの米作りで登場したお米の品種名です。
ちなみに「男米」を品種改良したものが「新男米」で、いもち病に強くなるように組み替えられています。
「ふくおとこ」は、元祖DASH村の指導者だった、三瓶明雄さんが作っていたお米「チヨニシキ」をかけ合わせて品種改良されたお米です。
TOKIOが行う福島県での米作り、これってTOKIO課としては最高のPR活動ですよね。
この企画を通して、今後福島県で農業をやってみたいという方が増えていくといいなと思います。
TOKIOらしく農業からスタートした福島県での復興支援ですが、ここからは株式会社TOKIOについてもご紹介していきます。
株式会社TOKIOの新入社員については、株式会社TOKIOの新入社員は誰か【求人募集はあるのか調査】をご覧ください。
株式会社TOKIOの事業内容とは
2021年4月1日からスタートした「株式会社TOKIO」。
社長はリーダーの城島茂さん、副社長は国分太一さんと松岡昌宏さんです。
ちなみに国分さんは企画担当で、松岡さんは広報担当とありました。
名刺作りは木を切り倒すところから
株式会社TOKIOのホームページをのぞいてみると、いきなり動画が始まりました。

ヘルメットをかぶり、森へ入っていくTOKIOの3人。

と思ったら、チェーンソーやオノで木を1本切り倒しました。
切り倒した木から作られたのは、なんと名刺!

すごいですね、名刺も木から作っちゃうなんてさすがです。
確かに紙も木からできてますよね。
原料を調達するところからスタートとは、まさにTOKIOらしいですね。
2015年に放送された鉄腕ダッシュの企画「世界一うまいラーメンつくれるか」でも、麺にこだわるあまり小麦の栽培からスタートしたTOKIO。

麺の原料である小麦を栽培するために120日間を要した結果、完成までに2年かかりましたが、とっても美味しそうなラーメンが出来上がりました。
ちなみにメンマも、リーダーが竹から作っていました。
株式会社TOKIOの事業内容

株式会社TOKIOの主な事業内容コンセプトは、下記の通りです。
- 全国の皆様へモノづくりを発信
- タッグを組んでつくる
- 関わる皆様とつくる
詳細なプランについては近日公開となっていましたが、なにやら「つくる」をテーマにした会社だということは確実ですね。
それも全国規模で、みんないっしょにチームプレイで、という感じでしょうか。
新しくスタートした株式会社TOKIOと、福島県庁の「TOKIO課」。
これからがとっても楽しみですね。
TOKIO課の看板が福島県庁に設置される(追記)
(追記情報:2021年7月8日)TOKIO課のCMが放送されるとともに、福島県庁内に「TOKIO課」の木製看板が設置されることが判明しました。
下記は、企画担当で副社長の国分太一さんのツイートです。
なんと名刺につづき、看板まで手作り(しかも木材)だったんですね!
鉄腕ダッシュで培われたものづくりの力を遺憾なく発揮しているTOKIOです。
鉄腕ダッシュといえば、ダッシュ島を開拓している草間リチャード敬太さんも最近話題になっていますね!
とっても面白い関西人の草間さんについては、草間リチャード敬太のwikiプロフィール!日米のハーフで京都育ち!をあわせてご覧ください。
長瀬智也さんの新しいバンド活動が始まった件は、ご存知ですか?
詳しくは、長瀬智也の新しいバンドメンバーが豪華!元TOKIOメンバーとコラボも?をご覧ください!
以上、TOKIO課と株式会社TOKIOについてご紹介しました。