今回は、兵庫県にあるロールケーキが有名なお店「パティシエ エス コヤマ」の小山進さんの年収について調査しました。
小山進さんのお店では、過労死ラインとよばれる月100時間超の残業が常態化していたと報じられていますが、会社の売上は2019年時点で20億円以上あったとのことです。
経営者である小山進さんの年収は、果たしていくらなのか。
またブラックが常態化していた噂についても検証していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
【パティシエ エス コヤマ】小山進の年収は億超えか
まず、報道によりますと会社の売上については下記のように報じられていました。
同社によると、現在の社員と契約社員は計約110人。19年8月期の売上額は約20億円だったが、コ◯ナ禍で20年8月期は約1割落ち込んだという。
引用:読売新聞
2019年8月の時点で、売上額は20億円あったとのことです。
2020年8月には1割落ち込んだとありますが、それでも売上金は18億5900万円あったようです。(マイナビ転職調べ)
1999年12月に設立後、順調に売上の伸ばしてきた、小山進さんのお店【パティシエ エス コヤマ】。
調べた所、2017年8月期ではなんと「23億300万円」の売上が計上されていました。
ここ数年ずっと20億円超えをキープしている【パティシエ エス コヤマ】。
おそらくオーナーである小山進さんの年収は、軽く億を超えているものと思われます。(ネット情報によると5億円以上とも!)
一般的なパティシエの年収も調べたところ、正社員で勤務した場合の平均年収はおよそ348万円でした。(給料ナビ調べ)
アルバイト勤務ですと、時給1,000円前後のところが多いようです。
また調理師専門学校のデータをみると、勤務1年目の年収は200万円前後だとも書かれてありました。(ハッピー製菓調理専門学校より)
専門職であるにも関わらず、なぜこんなに年収が低いのかも調べた所、若いパティシエは下積み時代を経て、独立する場合がほとんどだそうです。
なので、まだまだ一人前ではないという意味で、年収も低くなる傾向にあるようです。
有名店で勤務するともっと増える可能性も考えられますが、パティシエを志す若者はおおかた「やりがい搾取」にあっているようです。
小山進さんのお店に是正勧告が入った件でのYAHOO!ニュースコメント欄に、気になる書き込みを見つけました。
「若いパティシエが使い捨てのように扱われ、次々辞めている」この業界は昔からそうです。
引用:ヤフーニュース
個人店は健康保険も無いところが殆ど
タイムカード押してから残業させるのも当たり前。
夢いっぱいで入社して、悪い大人に搾取され辞めるのは常態化しています。
新入社員は3年以内辞めるのが殆ど、独立したくとも安月給では開業資金は貯まらない。
おそらく上記のコメントを書いた方は、現役パティシエか、元パティシエの方もしくは関係者でしょう。
若いパティシエが使い捨てされている実態は、昔からあったという貴重な証言です。
そんな厳しいパティシエの世界でもかなり有名な小山進さんのお店。
1度目の是正勧告(労働基準法違反)が入ったのは、2018年1月でした。
過労死ラインと呼ばれる残業100時間/月を大きく超えた労働を課していたということです。
さらに、2度目は2021年1月。
わずか3年で2回も指導があった模様ですので、100時間を超える残業が常態化していたと思われます。
ここからは、小山進さんのお店【パティシエ エス コヤマ】がブラック常態化していた実態についても調べてみました。
ブラックといえば、キムタクがイメージキャラクターをつとめていたタマホームも、社長がヤバいと話題ですがご存知ですか?
詳しくは、玉木伸弥(タマホーム社長)の経歴学歴wiki【社内いじめや宗教の噂】でまとめていますので、ぜひご覧ください。
小山進の【パティシエ エス コヤマ】ブラック常態化の噂
小山進さんのお店【パティシエ エス コヤマ】がブラックだったという記述は、ハッキリとは確認できませんでしたが、下記のように店名を検索すると「ブラック」という単語がでてきました。
また転職サイトの企業口コミも調べたところ、下記のような記述を確認しました。(OPEN WORK調べ)
- 典型的なワンマン企業
- とにかく休みがない
- 退職理由は労働時間の長さに尽きる
- 労働時間が長く、とても女性が働ける職場ではない
- 製造部門は4ヶ月休日出勤していた
- 従業員のトイレが男女共用で嫌だった
- 朝早くから夜遅くまで働いている人達を側で見ていると自分のできることに限界を感じた
- プライベートを重視するならやめたほうがいい
- 社長のいうことに全て統一される
- 実力主義
- シェフと接することで成長できる
こちらは、元従業員の方々の書き込みです。
報道にある通りに、これまでかなりの長時間労働が常態化していた模様です。
特に、製造部門では4ヶ月も休日返上で働き続けたという記述もありました。
そんなに働くと体を壊してしまいますよね。
ただし、これは製造に限ったことのようで、事務職で採用された方はしっかり休みが取れていたとのことでした。
休みが取れないといえば、ユーチューバーのヒカキンも全然休んでないと話題なのは、ご存知ですか?
そんな彼が所属する事務所UUUMから退所する方が続出している件は、【2021最新版】UUUMを辞めた人一覧!退所者が続出の理由とはでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
小山進の経歴と家族情報
ここで、20億円もの売上を出す有名菓子店【パティシエ エス コヤマ】を経営している小山進さんとは、どんな方なのかもご紹介していきます。
小山進さんが有名になったのは、TVチャンピオンへの出場がキッカケでした。
グランドチャンピオンになった小山進さんは、このテレビ出演時に開発した「小山ロール(ロールケーキ)」でお店を大きくしていきました。
ちなみに小山ロールは下記です。
いたってシンプルなロールケーキなのですが、この「小山ロール」が爆発的にヒットし、お店はまたたく間に有名店となっていきました。
小山進さん自身は、1983年から「スイス菓子ハイジ」に勤務。
フロアスタッフから徐々に昇格し、勤務2年目で新店舗の店長に抜擢。
当時は営業担当だったそうです。
そこからさらにパティシエへと昇格し、本店の開発部長に就任し、洋菓子コンクールでたびたび優勝するなど実力をつけていきました。
ご結婚してからは、3人のお子さんにも恵まれているようです。
しかし、長男さんが腎臓病になり借金がかさんだ小山進さん。
1999年に退職して独立して以降、コンサルタント業やテレビ出演などで実力を発揮し、全国区の有名パティシエとなりました。
そんな苦労人である小山進さんのお店が、是正勧告を受けてしまった今回の事件。
おそらく小山さんとしては、若いパティシエは従業員ではなく弟子という感覚だったのかな、と個人的に思います。
自分が苦労してきたのだから、若者が苦労するのは当たり前、というような風潮だったかもしれません。
ところが現代は、そういった職人気質で働く若者が減っているのも事実です。
職人といえど、休みはちゃんと取って休養しましょう、という考え方が一般的になりつつありますよね。
小山進さんはホームページで、今回の件について謝罪なさっています。(謝罪文はこちら)
これまでの未払金は、全従業員と話し合って支払っていくとのことですので、これからもぜひ美味しいお菓子を作っていってほしいですね!
企業の是正といえば、先日タレントの紗栄子さんが宣伝していたと話題の「西山ファーム(関係者が詐欺罪で逮捕)」も、新しい経営者になって頑張っている模様です!
詳しくは、西山ファームの現在!経営者交代で「吉井農園」へ改名!桃狩りは継続中でご紹介していますので、ぜひご覧ください!
以上、20億円もの売上を出す有名菓子店【パティシエ エス コヤマ】を経営している小山進さんの年収について、そしてお店のブラック体質について調査しました。